復帰勢です。
先日発売されたFF15であるが、シンクタンク(直訳で頭脳集団、すなわち研究会社や調査会社)であるメディアクリエイト社がFF15の市場在庫について苦言を呈している。
記事によると、、、
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『ファイナルファンタジー15』の初週販売本数は約69万本でFF13の初週売上150.2万本を下回った。消化率は64.63％。※全てPS4版で、限定版およびハード同梱版も含めた数字でありダウンロード版は含まれていない。集計期間は発売日の11月29日から12月4日までの6日間。FF13の初週は4日間。
・『FF15』は約30万本の市場在庫が未消化となっている。発売後もDLCなど継続的な販促施策がアナウンスされており、その効果が中古市場を含めた今後の販売動向を左右すると考えられる
・13発売時とは様々な事情が変わっていて一概に比較は出来ないが、近頃のFFは完全初動型なので、値崩れすると厳しい。しかし本作は発売後もアップデートが続くので、上手くいけばロングランになる可能性がある
・初週80万本出荷だったら販売店の負担も少なかったと思う。
・PS4ハード所有者のおよそ5人に1人が『ファイナルファンタジーXV』を購入した。
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国内で69万本が販売されたものの消化率が64.63%、つまり市場には30万本以上のFF15の新品在庫が現在もあふれている。また「値崩れすると厳しい」とあるが、クリスマス商戦を前に定価9500円→5980円と、早くも値崩れを起こしている。なお、5980円は中古ではなく新品価格であるから驚きだ。
http://i.imgur.com/xqmGFEu.jpg
先日の記事でゲオにてFF15の買取価格が3100円に下がったことをお伝えしたが、、、
現在の買取価格は2100円である。FF15の買取価格の値下がりがありえないくらい早いｗ 在庫をかかえているので仕方ないとはいえ、わずか10日程度でここまで落ちるのは歴代のFFの中でも最速かもしれない。
売り逃げではなく、せめて自社買いをして小売を助けるくらいはして欲しいものである。もっとも今回のFF15にて未完成品を売りつけたという印象は消えず、FFブランドが本作で消えただけではなく今後のスクエニの作品にもこの不信感が影響してくるのではないかと思われる。
この状況をみて、僕はFF11の運営を思い出してしまう。FF11はアドゥリンディスク(拡張ディスク2012年6月23日)の販売後、大幅にプレイ人口を減らした。原因は様々だが、これまでの開発は左手内輪でありユーザーの意見はほぼシカト(無視)であった。こうした運営との確執がアドゥリンディスクで爆発したようだ。
なお、この時期に川柳イベントがあったが運営に対する皮肉をこめた川柳も目立った。そして2015年にはサービス終了というニュースを聞き、僕が復帰することになった。当時の様子は下記事に書かれているので良かったら見ていって欲しい。
FF11のプレイヤーのように10年以上同じゲームを遊んできたユーザーも不満の積み重ねから新ディスクの発売をキッカケに一気に消える。長年ともに歩んできて、ふとした事で別れるのは熟年夫婦の離婚のようだな。本当に何ともいえない気分になる。なお、現在のFF11は運営の態度が大幅に改善されている。 その甲斐あってか2016年好きなオンラインゲームの第3位に選ばれている。もっともFF15の件でこれも工作か？とおもってしまうのであるがｗ
僕はFF15のできよりも不誠実さの積み重ねからスクエニに不信感が増している点を懸念している。今回は数値にも出たが、それは表面上ではわかり難い。一部の株主のブチきれやユーザーによるFF15に対する抗議署名の件、海外サイトへのレビュー掲載条件の件など少しずつスクエニに対する不満が高まっているのは感じ取れる。そしてFF15の新品が在庫祭り。今後、小売が今までのように入荷するとも思えない。今だからこそ腐りきった社内の改革をすべきではないかと思う。
最後にFF15は過去最高の新品在庫を抱えており、まだまだ安くなる。下手すると正月は2017年なので新品価格が2017円の可能性もあるかもしれないｗ 現段階では未完成でありアップデートも行われる。未完成品とわかっていながらの購入はクソゲーマニア以外はおススメしない。
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