Return to the FF11!!

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FF11復帰勢のblogです

FF11で種族、性別変更サービスが可能に!?復帰勢が思うこと

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復帰勢です。

 FF11ではプレイ開始時に5つの種族から1種を選択、性別(ガルカは♂、ミスラは♀のみ)とフェイスタイプを決めることになる。これは1度決めると途中で変更することができない。しかし、スクエニ三大オンラインゲームであるFF11以外のFF14とDQ10では種族変更が可能である。FF11でも、ついに種族変更サービス等が可能になるのでは?と話題になっていた。

種族、性別等の変更について スクエニ三大オンラインゲーム比較

FF11

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 FF11は種族、性別など変更が一切できない。髪型すら変更不可。以前から種族変更の要望がフォーラムで上がっていたが、先日、4年前の時を経て、ついに種族変更サービスについての結論が出たようである。

 結果、種族変更サービスの予定はないようだ。レリック等の伝説の武器の宅配も別キャラに移動できないので最初に決めたキャラをつらぬくか、どうしても変更したければ新しいキャラクターを1から作り、育てなおすことになる。

forum.square-enix.com

では他のスクエニ2大MMOはどうなのであろうか?

 

FF14

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 FF14は種族、性別など名前以外は全てを変更できる。1回1080円の「幻想薬」(※購入はキャラクター単位)を購入することで、それが可能になる。変更1回が、プレイ料金の約1か月分と同等になるのは、さすがファンフェスで、わたあめ1つを1500円で販売しただけはあると思うw

www.ffreturn.net

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「幻想薬」の販売ページをよく見ると、左上に上図のような1番のマークがある。これは恐らく「幻想薬」が1番売れているマークであろう。この事から、それだけ種族等を変更したい人がいることがわかる

 

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 なお、「幻想薬」は3個で3024円、「幻想薬」は5個で4860円と少し割安になるセット販売もある。

 

DQ10

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 ドラクエ10は人間から始まり、冒険序盤でエルフ、ドワーフ、オーガ、クプリポ、ヴェディの5種類の種族から1つを選択するようだ。ここで5つの中から1つ選んだ1種族は、教会に行くことで種族変更が可能になる。例えば、プクリポ→人間、人間→プクリポという形である。しかし、オーガからプクリポ、ヴェディからドワーフのように5つの種族間では種族変換はできないとのこと。

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 ゆえに、課金アイテムでも良いので5つの種族間の変更させて欲しいという要望が高まり、課金アイテムとして種族変更が実装された。「DQ10 種族」の検索キーワードとして「ドラクエ10 種族 変更」とあることからもDQ10でも種族を変えたい!という需要が高いことがわかると思う。

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 ただし、DQ10の種族変更は、課金アイテムとして24時間限定(※ログアウト中も効果時間が経過)で別の種族へ変身できる。つまり、ドラクエの「へんげの杖」のように時間の経過で元の姿に戻るようだ。

 ドラクエといえば、変身アイテムとしてその「へんげの杖」を思い浮かべるが、1日1回のエンチャントのような固定アイテムではなく、FF14の幻想薬のように「仮想メイク道具」という1回の使いきりのアイテムである。つまり、1回あたり100円払えば24時間だけ種族を変えることができるが、永遠に種族変更ができるわけではない。なお、500円で7回変更できる課金コースもある。

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 驚くべきことにDQ10でも種族変更アイテムは人気商品である。DQ10ショップはざっと数えただけでも1500以上の品があるが、この中で「仮想メイク道具・7点セット」トップ5に入っている(2017年4月18日時)。ここからも明らかに需要があることがわかるが、仮想メイク道具の7回分の方が売れているというのは驚いたw

 

FF11で種族変更サービスがない理由を考えてみた

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 上述したようにFF14、DQ10では人気の種族変更アイテムだが、どうしてFF11では販売されないのだろうか?明らかに種族変更は需要があり、課金アイテムがあれば売れることもわかっている。それにも関わらず、FF11では販売しないし予定もないという。商売で需要があるのに販売しない。興味のない層は見向きもしないだろうし、不思議だと思わないか?そこで、僕なりにFF11でなぜ種族変更サービスを行なわないか考えてみた。

 

・より長く遊んでもらいたいから

フォーラム意見1

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フォーラム意見2

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 上の意見は、FF11公式フォーラムの種族変更・フェイスタイプ変更・性別変更サービスの要望にあったもの。もちろん、種族変更アイテムがあってもサブキャラを育成する人も多いだろう。しかし、彼らのように簡単に自分を変えることができると、サブキャラを育成しなくなる人も増える。
 ただし、見た目が気に入らない人は違う。途中から種族などを変えたり、新しい種族などで1から始めるのだ。また1から始めると、そのキャラが成長するまでに時間がかかるので、長く遊んでもらえるのだ。

 ただし、絶対に変更できないFF11でサブキャラを育成している割合はもっと多い。自分の選んだ種族やフェイスは絶対に変更できないからこそ「別のキャラクターをプレイしてみたい!」という気持ちが強くなる

 

・運営ポリシーを貫く

 ↑ググって見ると、2011年時から種族変更等を見送っているという公式ツイートを見つけた。このポリシー(方針)とやらは、どこにあるんだ?

 種族変更の需要があるにも関わらず、ポリシーで見送りということは、FF11のスタッフは課金要素があまり好きではないのであろう。本当にFF11の課金要素は、月額以外ではモグワードローブ(216円/30日)のアイテム倉庫拡張機能くらい。

 

・歴史があるため変化が嫌い?

 FF11は15年の歴史があり、プレイヤーは大きな変化を嫌う傾向にあると思う。実際、僕の休止中のアドゥリンではILなどを取りいれたことにより人口が激減した。もっとも、根幹は別の所にあると思っていて、詳細は別の記事で書く予定だが、アドゥリンの大きな変化でプレイ人口が減ったのも事実であろう。

 コカ・コーラ社の「ニューコーク」のような事件と一緒で、歴史のあるのものは、新しいものが受け入れられることは難しい。

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 1985年、コカ・コーラ社は自社の主要製品であるコカ・コーラがペプシとのコーラ戦争に敗れるのを防ぐために、思いきった手を打った。15年にわたって、コークの売り上げが横ばいだったのに対して、ペプシは順調に売り上げを伸ばしていたからだ。

 この負の流れを逆転させようと、コカ・コーラ社は危険な賭けに出て、コークの味を変えた。「ニューコーク」として知られるようになるこの新製品の味には、発売前のフォーカスグループの調査では、ほとんどの人が好意的な反応を見せたが、一部の人が声高に異議を唱え、フォーカスグループのほかのメンバーに影響を与えて、反対陣営に鞍替えさせた。

 同様に、ニューコークが発売されると、アメリカの北東部では消費者はおおむね良好な反応を示したが、コカ・コーラの本社がある南部の愛飲者の一部が、味の変更にやかましく抗議し、なかには、これは南北戦争の古傷に触れ、北部に対する新たな降伏を表明するものだとさえ言う人もいた。

 やがて批判の波が国じゅうに広がり、コークの愛飲者の多くが、味の変更を、彼ら消費者のロイヤルティ(忠誠心)に対する裏切りと見なすようになった。ボイコットや抗議運動が起こり、コカ・コーラ社には40万を超える苦情の電話や手紙が寄せられた。コークの売り上げが頭打ちになると、コカ・コーラ社は唐突に方向転換し、ニューコーク発売から3ヵ月にもならない7月10日に、もとの味に戻すことを発表した。
なぜコカ・コーラは顧客を裏切る意思決定をしたのか?|失敗は「そこ」からはじまる|ダイヤモンド・オンライン

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 FF11で無料ゲーム、FF14、DQ10ように課金要素どんどんを増やすことは、FF11でなくなるのかもしれない。FF14やDQ10のような月額制でも課金要素が増える中、ここまで課金要素がないFF11は凄いと思う。

 

・そもそも重課金する必要がない、したくない

 スクエニのMMO事業は、2012年3月決算時は売上高は約69億円であったが、2016年には売上高約316億円にまで成長。売上高には追加ディスクの販売やアイテム課金も含まれるものの、月額の利用料がベースにあるため、業績を安定させやすい構造になっている。特に大きなタイトルが出ていないのにスクエニが売上げを伸ばしているのはスマホ事業も大きいが、MMO事業の堅調も大きい。

 現在、FF11の開発は縮小されており、大型バージョンアップもなくなった。PS2やXboxでの開発もなくなった。それゆえ、開発費や人件費がそれほどかからないと思われる。そのぶん月額だけで余裕でやっていけるのであろう。一方、FF14やDQ10では大型バージョンアップが存在し、開発メンバーも多く、運営費や人件費がかかる。従って、課金アイテムでより利益をあげる形になっているのであろう。正直、月額だけでも黒字化してると思われるが、より収益をあげ良いゲームにしていく方針かと思われる。

 

最後に

 正直、僕は種族変更アイテムは嫌だ。まず使用することで誰か誰だかわかりにくくなるし、採用されたらFF11が無料ゲーのような課金体制になるような感覚が未だにある。しかし、FF14やDQ10でわかるように種族変更には需要がある。種族変更ができないわけでもない、需要があるのに変更サービスを提供しないのはどうなのかな?とも思っている。

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新商品|やおきんドットコムより。味は昔ながらのめんたい味だが、現在の若者を取り入れるために新商品はアニメ風のパッケージになっていた。

 FF11は「うまい棒」のようである。「うまい棒」は10円の駄菓子であり、発売の1979年から物価があがっても10円をキープし続けている。上の写真のように「うまい棒」は時代の流れに沿ってパッケージや新しい味をつくったりしている。

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↑もちろん昔ながらのパッケージも存在。上の写真は僕が幼少時代よく食べていたうまい棒サラミ味。パッケージは変化しているものの、味やロゴマークなどはお馴染み。

 ただし「うまい棒」も絶対に変えないものがある。その最たるものは「ロゴマーク」である。事実、「うまい棒」という丸みを帯びたロゴは、発売以来ほとんど変わっていない。右上に上がっていく「うまい」の文字の角度も同じなのだとか。これは、買った人の心理を考えてのこと。

 ひとつは、かつてうまい棒を食べていた人が、昔を懐かしんで楽しめるようにとの配慮。よく食べた駄菓子は、必ずなんらかの思い出とリンクしているもの。それを食べることで、当時の思い出がよみがえる。けれど、ロゴがリニューアルされると、思い出す機会が減ってしまう。それは寂しいということで、ロゴとキャラクターだけは変えないそうだ。
 もうひとつの理由は、何十年もロゴやキャラクターが変わらないと、話のタネになりやすいから。うまい棒を食べる子どもと、その姿を見たお父さんとの間に会話が生まれるなど、コミュニケーションツールとしての機能性を重視している。ロングセラー商品にも、変えていい部分と、変えてはいけない部分があるということだ。

 

 正直、FF11に課金アイテムをより充実させれば、売れないはずはなく、大きな利益を挙げることができるだろう。そして、開発スタッフを増やしたりしたりと、少しは楽ができるかもしれない。それに種族変更アイテム等は需要があるので、販売されれば少なからず喜ぶ人もいるはずだ。

 収益をあげない分、スタッフが雇えず仕事がハードになって開発陣がダウンしたり、アプデ自体がなくなったり、サーバー代等をケチって遊びにくくなっても困る。正直、僕は種族変更等の需要も高いので、FF11で課金アイテムの販売をもっとやって良いと思っている。

 しかし、それでも顧客単価を上げようとしないのは「うまい棒」の意地でも10円から値上げしない点と似ている気もした。また、学生時代にオジちゃんやオバちゃんが儲けを考えず、大盛りで安く食事を提供してくれたことを思い出す。

種族変更ができないというFF11の運営ポリシーとやらがどこに記載があるのかはわからなかったが、多くのMMO事業が重課金に走る中、意地でもポリシーを貫くFF11は少し良いな、と思った復帰勢であった。

 

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