復帰勢です。
先日、ニンテンドースイッチと同時に発売されたソフト「ゼルダの伝説 ~ブレス オブ ザ ワイルド~」(ニンテンドースイッチ版、WillU版)がメタスコアで歴代2位の高評価を樹立したようだ。
目次
メタスコアとは?
Metacritic(メタクリティック)というサイトが色々なレビューサイトのレビューを集めて得点化したもの。集約型のレビューサイトといったところか。100点満点で表示され、スコア別に五段階の判定指標が用意されている。ゲームだけではなく、音楽や映画などもレビューしている。
メタスコアで歴代2位の高評価を樹立!
そのメタスコアでニンテンドースイッチと同時に発売された「ゼルダの伝説 ~ブレス オブ ザ ワイルド~」は歴代2位の記録を樹立した。点数は100点満点の98点であった。
なお歴代1位は99点。同じゼルダで64版「時のオカリナ」である。1998年11月21日に発売された。懐かしいな。
「ゼルダの伝説 ~ブレス オブ ザ ワイルド~」メタスコアを良く見てみると「64Critics」と記載されている。Criticsは直訳すると批評家という意味で64つのレビューの平均値をとっていることになる。時のオカリナが22だったことを考えると、事実上ほぼ1位と考えても良いかもしれない。
実際に海外のレビューを見てみると、98点なので予想はできたが、若干気味が悪いくらいの絶賛の嵐である。
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●Giant Bomb: 100/100
“この不思議な感覚は7歳の頃に『ゼルダ』をプレイしたとき以来強く感じたことはなかった。ティーンエイジャーの頃にプレイした『時のオカリナ』も似たような“マジック”を捉えていた。そして今の私は30代となり、このような感覚を再び味わえるゲームを期待できるとは思わない。”
●Game Informer: 100/100
“今回のハイラルはまさに恍惚の出来。これまでの『ゼルダ』が確立した手法を避けた豊かな新発見には毎度驚かされた。ゲーム文化の中でも最高のフランチャイズ、そしてオープンワールドを採用したインタラクティブなゲーム性のための奥深い新たな方向性を指し示した作品だ。”
●Yahoo!: 100/100
●The Daily Dot: 100/100
●GamesBeat: 100/100
●GameSpot: 100/100
良い点
・美しくロマンティックなオープンワールド
・バラエティー豊かな困難なパズルが詰め込まれている
・滑稽だが驚くような人間のNPC達
・世界観を包む様々な雰囲気を巧妙に切り分ける繊細なサウンドトラック
・過酷な戦闘システム
・通常の探索プレイに完璧なやりがいを与えるサバイバル要素
・メインクエストよりも長持ちするボリュームがある豊富な謎解きや発見
悪い点
・時折発生するフレームレート問題
●Polygon: 100/100
●GamesRadar+: 100/100
● Edge Magazine: 100/100
●Edge Magazine: 100/100
●Shacknews: 90/100
●We Got This Covered: 90/100
●Eurogamer Italy: 90/100
“これまでで最高の『ゼルダ』であり、『ブレス オブ ザ ワイルド』は大規模で魅力的で挑戦的な一本だ。ニンテンドースイッチのポテンシャルを見せるための最高の作品ではないかもしれないが、現時点で最高のゲーム性を持っている。”
海外レビューハイスコア『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(ニンテンドースイッチ) | インサイド
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ゼルダの伝説 ~ブレス オブ ザ ワイルド~の魅力
公式ページを見ると「駆ける。」「活きる。」「護る。」とあった。
・駆ける
・活きる
・護る
今作のゼルダも武器がない状態からスタートする。さらにパンツ一丁の姿であるw
道端に武器が落ちている訳だが、気がつかなければそれっきりであるw
松明(たいまつ)の火を武器に移すことができたりと面白い。ただの木の枝が武器だけではなく火を移し変える道具にも使える。また炎属性武器にもなる。
剣や盾、弓すべての武器に「耐久値」が設定されている。ひたすら連続攻撃していると武器が壊れて無くなってしまう。
しかし、敵を倒すと新たな武器などが拾えたりする。楽しい。
雪山でメニューを開くとリンクが白い吐息をはきながら震えていたりと芸が細かい。
建物の壁もよじ登れる。スパイダーマンかw
泳いだ水中に宝箱があったりと捜索を楽しめる点も魅力である。
http://gamingbolt.com/the-legend-of-zelda-breath-of-the-wilds-map-is-over-9-times-larger-than-skyrims-mapによると、マップサイズはスカイリムの9倍以上で360キロ平方メートルと言われており超巨大。ウィッチャー3でも146平方キロメートルであった。
オープンワールドでいきなりボスまで行くことも可能だが難易度はやや高めのようだ。
↑上の動画はゲーム開始からの部分の実況動画。どんなゲームなのか知りたければ見てみるのも良いだろう。
↑こちらは今作を90分ほどでクリアした人の動画である。ネタバレ満載なのでこれから遊ぶ予定の人は自己責任で。ほぼ裸でクリアできる腕も凄いが、彼らのようなゲーム動画実況者が凄いと思うのは話しながらゲームができる所である。僕なら無言になっていそうだ。実際のゲームは寄り道をすればFF15同様に長く遊べるので安心して欲しい。
メタスコアについて思うこと
メタスコアを見ていて思ったことがある。それは作品によりレビューの数が違いすぎる点である。例えば、先日PS4で発売されたニーアオートマタが94点と非常に高いメタスコアをたたき出した。しかし、レビュー数を見るとたった6件である。
一方、賛否両論あったFF15のメタスコアは81点であるが、レビュー数は109件もある。僕はある程度のレビュー数がないと質が保てないと思っているのでFF15のレビュー数はある程度は信頼できる数値だと感じている。
実際に僕はFF15を購入し遊んでみたが、この評価は無難だと感じている。前半部分は素晴らしいと思ったが、終盤部分の期限に迫られ急いでつくったような手抜き感を感じてしまった。長年FFシリーズを遊んできた僕だが、どうしてもその部分が頭に残りメタスコアにすると68点という評価になった。(前半部分は90点)
今作のゼルダは発売後からまだ日が浅い。しかし、レビュー数はすでに64と多いため信頼性はある程度はあると思う。だが、あくまでも海外の評価であり日本人とは感性が違う点もある。
結局のところ重要なのは他人の評価ではなく、あなたがどう思うかである。メタスコアはあくまでも参考程度に留めておいた方が良い。幸いネットで調べるだけでも情報は得られる。今は体験版で遊べたり、プレイ動画も大半のゲームは閲覧できる。本当にいい時代だと思う。自分で調べ、納得した上で購入すると良いだろう。
Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド
Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー
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