Return to the FF11 !!

FF11復帰勢のブログ

ネトゲー依存症についてFF11を1日8時間以上遊んでいた僕が書いてみた

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復帰勢です。

ネットゲーム(ネトゲ)依存症。数年前からずっと問題視されていることであるが、一体何が問題なのかわからない人も多いと思う。そこで、かつてFF11を1日8時間以上遊んでいた僕がネトゲ依存症について書いてみたいとおもう。良かったら見ていって欲しい。

 

 

僕が平日8時間、休日16時間以上ゲームをしていた時

 ここで、僕が1日8時間以上はゲームをしていた時の様子を書いてみようと思う。過去の話なのでうろ覚えの点もあるが、だいたい以下の通りである。

 

 休日は昼に起きてからPCとPS2(現在、PS2版はサービス終了)の電源を速攻でいれる。朝ではなく昼に起きていた。なぜなら朝4時くらいまでゲームをしていたからだ。

PCなどの起動中にトイレや歯磨きなどを済ませる。

昼飯は適当にカップラーメンなど簡単にとれる食事をしていた。

FF11のプレイ中は、途中で適当にトイレをはさみながら朝4時くらいまでぶっとおしで遊び、力尽きるように寝ていた。休日は16時間以上遊んでいた気がする。

 

 平日は一応、朝起きて学校にいく。

前日に最低でも2:00まではFF11をしていた。寝ない日もあったな。ゆえに、学校では授業中がめちゃくちゃ眠いので寝ていた。FF11をはじめてから学校でまともに勉強したのはテスト前のみ。テスト前は先輩に過去問をもらったり、成績の良いクラスメイトに飯をおごってノートを借りポイントを教えてもらって何とかやりすごした感じである。

FF11ができず、起きている時は大抵ゲームのことを考えていた。とにかくFF11がしたくて1秒でも早く帰りたかった。そして、次第に学校のことはどうでもよくなってきたのを覚えている。

そのうち何日か学校をサボりだすようになった。家に帰ると、着がえるより前に速攻でPS2とPCの電源を入れる。当時、自宅にいたので食事は家族と食べていたが、1秒でも早くFF11で遊びたかったので、ゆっくり話すことがなかったな。

 

 FF11では何をしていたのかというと、以前の記事でも書いたが、主にHNMを狩っていた。当時のFF11ではNMを取り合うのは当たり前だった。僕達は3日に1回しかpopしなかった敵をゲーム内で大人数で奪い合っていた。多いときは龍のねぐらに200人くらいの人数が集まっていたこともあるw

今考えると凄い世界にいたもんだと思うが、当時はそれが当たり前だった。NMの抽選は約30分間隔で判定があった。沸かない時は30分の休息時間であった。

その間はネ実をみたり、皆さんのブログなどでFF11の新情報の収集をしていたり、複垢を動かして合成等をしていた。当時の合成は良素材が出品されると速攻で落札されたので、素材購入も大変だったな。botがいるんじゃないか?というくらい特定の素材は一定価格で落札されたのを見た記憶がある人もいると思う。

 

 間違いなくあの時代はリアルよりもFF11の世界が優先であった。それはまだ良いとして、体調が悪くなるくらいまでハマってしまったのは今思うと問題があったと思う。明らかに睡眠不足で集中力が欠けて実生活に支障があったからな。

 

 

依存症の状態

対象を続けることにより、日常生活に支障がでるような状態。

 

 

ネットゲームを休止した理由

 皆さんのご存知?の通り僕はFF11、、、というよりネットゲームを休止していた。理由は体調がクソ悪くなるまでネットゲームをしていたからだ。当時は学校に行くだけで帰宅後はFF11、休日もFF11、完全にFF11中心の生活になっていた。運動不足寝不足とにかく体調が悪かった。死んだ魚のような目になっていたと思うし、ゲームができない日など凄いイライラするようになった。

 

 依存症は俗に「否認の病」と言われている。僕のように、自分の希望で入った学校に親から金を出してもらって通わしてもらっている状態にも関わらず、サボってFF11を遊んでいる。しかも睡眠不足や運動不足で体調も悪い。

冷静になって見ると異常な状態である。

 

しかし、当時は体調の悪さや眠気を感じながらも「僕は依存してない。」「学校には行ってるからOK」「勉強中毒のガリ勉もいるじゃん。僕はその方向がゲームに向いているだけ。」などのように自分を肯定していた。●●研究所や新聞、雑誌、ブログなどで書いていたネトゲー依存症などの記事を見ても「うるせえな。お前が仕事でネトゲーできないからってひがむなよ、社畜のおっさん。」くらいにしか思っていなかった。しかし、体力が限界を超えゲーム中に寝てしまうという「寝落ち」状態に何度もなった。頭では大丈夫だ、と思っても体は正直であった。

 

 僕がネットゲームを休止した理由は、ある犯罪者がギャンブル依存症であったことだ。依存症タイプは犯罪を犯しやすい。

 例として、歩きスマホなどがそうだな。歩きながらのスマホは危険だと頭ではわかっていても止められない。結果、事故が急増しているのが事実だ。

 ギャンブル、投資依存などもそうだ。年間100億円横領、ギャンブル依存症という底なし沼 もはや「個人の責任」と野放しにはできない状況に | JBpress(日本ビジネスプレス)の記事にもあるように酷いと年間100億横領した人もいる。れっきとした犯罪であるが、横領した人は「ちょっと借りただけ」「儲けてすぐ返す」という感覚でいるのは明らかにおかしい。

 薬物依存症なども芸能界で度々薬物所持で逮捕されているが、これまで積み重ねてきた地位を一気に失い、自分や家族の人生を壊してしまうこともある。

 

 このような依存症の状況を客観的に見ることで、依存症の危険性をようやく感じることができた気がする。

 

 

FF11依存症チェック

・今のあなたと同じゲーム生活を家族がしていたら応援できない

・FF11で寝落ちを何度もする

・FF11で遊ばないとイライラする

・眠い時や体調が悪い時もFF11をしてしまう

・家族や友達と遊ばなくなったor関わりを持たなくなった。

・FF11で遊んでから仕事や学校をサボるクセがついた

・過去に掲げた目標や夢がどうでもよくなった

「はい」が2つ以上ある場合、かなり問題があると思う。

 

 

日常生活に支障がでるほどの依存症にならないために

これまでずっと遊んできたFF11をいきなり止めるというのは無理だと思う。それに趣味としてゲームを楽しむのは悪くない。しかし、依存症は自分でコントロールすることは難しい。したがって、僕は自分ルールをつくることをおススメする。例えば、「平日はFF11をしない。」「土日は家族と過ごす」というようなFF11から離れる期間をつくると良い。

また、上のFF11依存症チェックにもあったが、家族や友人、恋人などが今の自分と同じことをしていたら応援できるか?という客観的な視点を持つと良いと思う。依存症は自分にフォーカス(注目する)している場合は気がつくことは難しい。なかなか自己否定ができないのが人間だ。今の自分を身近な人に置き換えてみよう

 

 

最後に

 恐らく、学生の頃の僕が今の僕の記事をみたら「うるせえな、おっさん」くらいにしか思わないだろう。何か病気扱いされてムカつくしな。しかし、依存症の間は本人は気がつかない。上記でも述べたが、身近な人が同じことをしていたらどう思うか?応援できるか?など良く考えて欲しい。

 

 長い時間ゲームをすることの気持ちはわかる。ただし、毎日眠かったり、体を壊したりするまで遊ぶのは止めた方が良いと思う。少なくとも生活に支障が出てきたら止めた方が良い。この点は過去にそのような症状になった僕だからこそ言える点でもある。

 

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 FF11に復帰してからというものの、1ログインで2時間くらいには収まっていると思う。ログインしない日やログポだけゲットしてすぐログアウトの日もある。

ログイン時間を抑えれば良い訳ではないが、休止前より体調も良いし実生活にも支障もない。FF11が以前よりも良くなっているだけかもしれないが、ログイン時間を短くした自分ルールを定めたことで新しいヴァナ生活を楽しめている。

ゆっくりとやって行こうと思う。