復帰勢です。
スクエニ三大オンラインゲームである、FF11、FF14、DQ10を比較してみた。
そのオンラインゲームが盛り上がっているかどうかを知る上でブログや動画などの媒体が盛り上がっているかどうか?を見て判断するケースもある。
そこで、復帰勢自ら各オンラインゲームの媒体について調べてみた。
良かったら見ていって欲しい。
ブログ
調査結果
長ったらしいので調査結果から簡潔に書いてみる。FF11は現状維持路線。ユーザーは長年、開発陣の糞調整に耐えてきたのか、もしくはオッサン、オバサンになって余裕ができたのかは知らないが、静観して定期的に見てくれるイメージ。DQ10はSNSの繋がりが強い。ただ、ブログのレベルが高く、活性化しすぎて読者を奪いあっていると思われた。FF14はゲームの難易度が高めなのか、ユーザーが濃く、意識が高い系が多い。良い意味で研究熱心なタイプが多く、情報収集に力を入れているという結果になった。
復帰勢のコメント
スクエニ三大オンラインゲームのブログを比較してみた。なお、参考として、https://www.similarweb.com/というサイトを使用している。これは相手のサイトのPV、検索ワード、SNSの流入の割合などをある程度は知ることができる。ただし、アクセスの少ないサイトは検索結果が表示されない。
調べ方はhttps://www.similarweb.com/のトップページに飛ぶと、上図のような枠があるので「Discover any Website or App」の部分に調べたいサイトのURLを入力しよう。
FF11
今回は僕のサイトのトップページの「http://www.ffreturn.net/」で検索してみた。
すると、検索結果として僕のブログのデータが出る。この検索結果は合ってるのか?という話だが、ぶっちゃけ大枠は外れていない。
ちなみに僕のブログで昨年の11月~12月末のアクセスが急増しているが、ボーナス期間のようなもの。ぶっちゃけFF15を記事に取り上げた影響だ。FF15の発売日は、昨年の11月29日だったな。リアルでFF15を購入し、遊んだFF15の感想を書いた。従って、この期間はアクセスが急激に増えた。
↑FF15の旬が過ぎた後の僕のブログの2017年3月のアクセス解析 (はてなPro集計3月1日~3月30日)
見にくいので赤枠の部分を拡大した。上はトータルアクセスで月に何ページ見てくれたのページ数になる。下はユニークアクセスで月に何人がこのブログを訪れたかというデータだ。集計日時は違うもの、https://www.similarweb.com/でも3月は16万になっていたので実際の数値に意外と近い。検索結果(16万)と僕のブログのアクセス解析の数値(約17.2万)と違うのは、検索結果の集計が2月18日~3月17日までになっているからだ。(ブログのアクセス解析では3月1日~3月30日まで)
このように、なかなか良い感じの精度でブログのデータを知ることができる。
僕のブログに来る検索語トップ5。ゼルダやFF15は未だに入っているな。FF11ブログにも関わらず、数記事書いた他ゲーの記事も見てもらえるのはありがたいことである。
逆をかえすと、世の中のゲーマー達には今のFF11は需要がほとんどなく、他に向いていることもわかる。このようにほんの少しだけジャンルを変えるだけでアクセスが急増することから、需要と供給という現実を知ることができる。
僕はFF11のツイッターアカウントはないが、お前らの好意(善意)によりツイッターからも若干の流入がある。特に初期はこれが大きかった。感謝している。
FF11ブログの特徴は、FF11の記事を書くとほぼ同じ層が見てくれる点である。少なくとも僕の記事の読者層は同じ層だと思う。新規読者が少なく、同じ層が定着してみてくれるのは、グーグルアナリティクスという解析を入れるとわかる。FF11の記事の約7割は固定読者さんである。グーグルの規約上データは見せられない。公表するとBANになるかもしれないので、許してくれ;FF11のブログでアナリティクスを入れている人は、僕のように読者層がほぼ同じだとわかると思う。
FF11は新規・復帰は増えているということだが、自分のデータを見る限りは現状維持なんだろうな、と言うことがわかる。いや、僕のブログは毒があるので、毒に耐えられるような人しかこないのかもしれない^^
ちなみにFF11公式サイトは、2017年3月は約50万PVほどであった。これはFF14やDQ10の公式サイトに比べると、はるかに少ない。最大の原因はプレイ人数云々よりも日記などのコミュニティの場所がFF11の公式ページで機能していないから。FF14やDQ10は日記などが活発なので閲覧が多い。
FF11の公式ページは最新情報を知る場としては良いのだが、FF11用語辞典(月間150万PVほど)や個人ブログ等がより詳細に書かれていることが多く、検索結果の最上位を取り逃しているのが現状だ。僕自身もFF11公式ページより、FF11用語辞典の方が詳しいので皆がわかるようにより詳しいFF11用語辞典のリンクを多々貼っている。
FF14やDQ10のようにプレイヤー日記でも良いので、公式ページには何かしらの場を用意して欲しい。できればFF11の公式しかできない、皆が見たくなるような場なら尚更(なおさら)良いと思う。一応、FF11にコミュニティサイトはあった。しかし、全く機能しておらず更新されていないように見えたが、更新されているのか?w
FF14
FF14の人気ブログランキングを見ると、更新がしばらく止まっているまとめサイト「はっきし速報」が1位になっていた。驚くことに1位のサイトを含め、内容を見るとFF14に不満を持つサイトがほぼ上位を占めているという異様な光景が見られた。おいィ?心と宗教って何だよ・・w お茶を吹きそうになったわww
しかし、もっともアクセスを持っているのが、FF14のまとめブログ「FF14速報」であった。実はDQ10のまとめブログよりもアクセスだけなら多い結果となった。「FF14速報」は2017年3月では月間270万アクセスとなっていた。
FF14のプレイヤーの人数が落ちているのは、以前の記事で述べたようにほぼ間違いないだろう。しかし、凄いのは、そのプレイヤーの濃さである。特に凄いなと思うのはページ滞在時間。4分近い。マジでやばいw 記事を深く読みこむプレイヤーが非常に多いのがわかる。恐らく、攻略などが複雑なので理解するのに時間がかかるのであろう。
ちなみにまとめブログってどれくらい稼げるの?みたいな質問がネット上で見られるが、「FF14速報」クラスのまとめブログの場合は ⇒ 2ちゃんねるまとめサイト 〜月間250万PV〜 | サイト売買とサイトM&Aならサイトキャッチャー
DQ10
DQ10ブログで驚いたのはツイッターや公式サイトでのSNS活動が活発な点。若干、「SNS疲れを起こす人がいるんじゃないか?w」というくらい活発であった。人気ブログランキング1位のまんまる堂を調べてみた所、ブログをリニューアルしたようだが、2017年の3月で月間110万ほどのアクセスがあった。
うち7%強がツイッターから流入している。まんまる堂以外でもツイッターからの流入が多く、特に人気ブログランキングの上位陣は活発なSNSを上手く利用しているのがわかる。
FF11、FF14とは違い、DQ10は人気ブログランキングが大きな影響を持っているのがデータからもわかる。
DQ10ブログについて調べていると、DQ10の現状を動画にした若干ダークな考察動画があった。彼は動画の中でまんまる堂がブログの中で群を抜いていると述べていたが、調査して見ると少しその考察は違うかな、と思った。
まず上のデータから多少は違うだろうが、まんまる堂は月間110万PVと検索結果として出ている。このことから1日20万PVはまずないだろう。正直、DQ10のブログはレベルが高い。上位50位以内は、FF11にくればトップをとれるレベル。おいィ?お前ら、FF11でブログ書かないか?w
冗談はさておき、上位トップ20までの個人ブログを調べてみたが、個性があって面白いものが多い。特に個人のブログは深い考察があったり、実体験を基にした図(写真)入りで解説がわかりやすい。さらにサイトを検索、https://www.similarweb.com/で調べて見ると、上位陣の多くは月間20万PV以上を持っている。それぞれのブログに訪問者(固定ファン?)がいるので、読者さんが分散されてしまっているのが現状だと思う。
特にDQ10はまとめブログが多すぎるなw 個人ブログが更新頻度が非常に高く、質の悪いまとめ記事では記事を量産してもPVを稼ぐのは難しい。その結果、ライバルの少ないFF14速報の方がまとめブログとしてのアクセスはDQ10よりも高い結果になっている。実際、DQ10最大のまとめブログと思われる「超DQ10速報」でも3月は月間54万PVほどであった。
最後に
本音を言うと、過去にFF11で遊んでいたFF14やDQ10のブロガーと呼ばれている人達にFF11に来てもらいたい所だ。しかし、彼らは現在は本当にFF14やDQ10が好きで書いている人が多く、それは難しいなと感じてしまった。
ブログだろうが何だろうが、人を集められることは後々役立つし、1人でもそのブログを見てくれる人がいるのであれば、ブログから新たな交流が生まれることもある。これからも可能であれば、続けて欲しいと思っている。
動画
例として、今年(2017年)の動画でよく見られているものをピックアップしてみた。
FF11
FF11はYoutubeなどに投稿可能。下の規約を守れば何でもOKという感じで緩(ゆる)い。
2017年5月16日でFF11は15周年になる。動画の説明欄を見ると、FF11のENDカードの一部とのこと。まだFF11は続いているのだが、ここ最近の投稿はFF11の思い出動画も見られるようになった。
ちなみに上の動画の製作者はゲームチャンネルを持っており、どんなものか見てみたら「信長の野望 創造 戦国立志伝」のプレイ動画もあった。実は僕も購入してやっている。以前はシュミレーションは苦手だったが、本作は敵が異様に好戦的で面白いw 味方が勝手に動くなどのイライラ要素もあるが、個人的におススメである^^
FF14
FF11とほぼ同じ。下の規約を守れば良い。
相変わらず何をやっているのかよくわからんが、FF11以上に味方との協調性が重要な感じはした。組体操のような一体感を出さないとクリアは難しいかもしれん。僕がFF14をやっていたら練習でブログをまともに書く暇がなさそうだw
FF14はPDがビジネス思考か知らんが、収益化が認められている数少ないゲームである。ちなみに動画で収益をあげたいなら最低10分以上の動画をアップデートすることを推奨する。10分以上の動画は広告が3つ付くからな。それ以下は1つ付くかどうか。再生回数が増えるとうざいくらい企業から商品依頼が来る。
恐らく、FF14記事の滞在が長いことからFF14のプレイヤーは動画をしっかりと見てくれて稼げるだろう。ただ、稼げるからといってそんな理由で続けるのは推奨しない。何故ならつまらないので続かないから。個人的にはあなたがつくっていて面白いと思う動画を作成して欲しいと願っている。
DQ10
基本、ニコニコ放送のみ投稿可能。Youtubeは何故か禁止。アクセスの多い配信者などは過去にBANされた人もいる模様。ただ、DQ10関連のYoutube動画は多く見られるものの大半は消されていない。恐らく、視聴者が増え、有名配信者にならなければ黙認されると思われる。
確かにスクウェア・エニックス サポートセンターには以下のような記載がある。
なぜDQ10は「ニコニコ動画」にこだわり、Youtube等の他の動画サービスの使用が禁止されているのかわからないが、FF11やFF14よりも規約は厳しい。
ドラクエ10 レベル1~96まで上げてみた! by 琥珀 実況プレイ動画/動画 - ニコニコ動画
規約があるのでニコニコ動画から抜粋。DQ10のレベルアップの早さに驚く動画。FF11より早いな。 ニコニコ動画で公開されて3日ほどであったが、再生数は多い。この動画の公開先がYoutubeだったら・・・。
なぜDQ10でYoutubeがダメなのか?理由がないのと、Youtubeにあがっている動画が完全に黙認状態なのでモヤモヤする。しかし、決まりということで、この黙認状態であってもニコニコ動画に動画をあげることを推奨する。
ちなみに先ほどのドラクエ10の闇を取り上げた動画を上げていた人のデータをソーシャルブレードというサイトで検索してみた。ここで検索をかけると、ある程度のチャンネルのデータがわかる。
YouTube, Twitch, Twitter, & Instagram Statistics - SocialBlade.com
↑ソーシャルブレードのトップページの検索窓に調べたいチャンネルの名前を入れるだけでOK
ESTIMATED MONTHLY EARNINGSの箇所に420ドル~6700ドルと記載されているところに注目して欲しい。この右側の6700ドルの半分くらいが、現在の彼の月収益になる。ドル表示だが、円にすると彼はYoutubeでだいたい月34万円ほど稼いでいることになるな。ランクもBとそこそこ高く、何より再生数が上がっているので、現段階では、このチャンネルは伸び続けるかと思われる。ただし、この形態の動画は、再生数が増えても今後は収益は落ちる可能性がある。理由は後述。
彼はドラクエ運営からBANされた?ようだが、これくらいの規模になるとドラクエ運営に目をつけられるようだ。もっとも、このレベルに達するのは、ライバルひしめくYoutuberの中ではヒトカケラだろうが。
※追記
2017年7月5日にドラクエ10でのYoutube動画配信が可能になった。
ただし、これからのYoutubeは厳しい世界になると予想できる。先日、上記事に記載されている通り、トヨタ、マクドナルド、コカコーラなどの名だたる大手企業がYoutubeからの広告を撤退した。大手企業が広告から撤退したことにより、Youtube上に投稿された動画に広告が付いていない事が報告されている。
日本のトップYoutuberのヒカキンさんの場合、以前は1時間を超える動画には12個ほど広告が付いていたのだが、最近はその半分ほどしか広告が付いていないということだ。
物申す系動画で人気のシバターさんは広告収入が激減し、チャンネルを売ります的な動画をあげていた。撤退する企業の中には240億円もの広告を出稿する企業もあった。Youtubeに広告依頼をする企業が減った分、動画に付く広告も減ってしまったのだ。 要は広告切れを起こしている。
Youtubeの動画を見ると、まとめサイトをコピペした文字だけの動画など悪質な動画も多い。複数の大手スポンサーがYoutubeから撤退し、陰りが出始めた。従って、広告の少なくなったYoutubeは動画を選定して広告を貼るようになるだろう。僕は数年後には悪影響を与える物申す系の動画やコピペ動画には再生数に関わらず広告がつかず、より厳しい時代が来ると感じている。
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